2014年のボランティアは、
學光師匠の前座(いや実は師匠が前座:笑)の西富田寄席から始まりました。
毎年ほぼ全員参加するこの西富田寄席。地域の方々の集まりですが、
毎年楽しみにして下さっているので、恒例行事となっています。
毎年1月の末頃にありますので、みんな寒ーいネタでもOK!!(爆)
2月は、地域の老人会1件。デイサービスなど老健施設は、2件依頼がありました。
3月は、同じく地域の老人会1件(場所は2月の件とは別)。
老健施設からは、お雛祭りなどの行事に3件依頼がありました。
そして暖かくなってきた4月には、ボランティア依頼も殺到(笑)
週2回のペースでボランティアがありましたので、訪問するメンバーの調整に四苦八苦。
みんな仕事を持っているので、なかなか平日に行けないのが難点です。
でもお年寄りの喜ぶ顔が見たいとの思いで、メンバーもなんとか都合をつけて行っています。
5月最初は、かねてより全国の会のHPにご依頼があった「なつめ荘」に行きました。
私たちも徳島県内はかなりボランティア訪問させてもらっているつもりでしたが、
「まだ笑の存在を知らない施設があったんやねぇ~」とは、學光師匠の談。
そうなんです!徳島市内なのに「ボランティアグループ笑」を知らなかった、
なつめ荘の施設長、ご依頼ありがとうございます。本当に、
全国の会のHPがあってよかったです(笑)
さて、なつめ荘はかなり大きな特別養護老人ホームでした。
寝たきりの方もおいでるようなので、当日は20人位とお聞きしていましたが、
楽しい雰囲気に「私も観たい!」と言って下さったのか?それとも職員さんが
無理やり連れて来てくれたのか?(苦笑)
段々と観客の人数が増えて、全員の出し物が終了する頃には、ホールに溢れる人・人。
終了後お一人お一人と握手しようと回ると、
寝たきりの方はベットのまま何人かホールに来られていました。
職員さん、移動が大変だったと思います。
でもその思いが有難くて・・・・また訪問したいとメンバー全員が思いました。
また、施設には職員さん手作りの「案内チラシ」が貼られていて、
それがとても素敵なチラシでした。
有り難いことで、この先もご依頼をいろいろといただいています。
ただ訪問できるメンバーが少なくて、毎回同じメンバーになってしまうのが悩みです。
今期にまた新しい仲間が増えたので、その悩みも解決できそうな感じではありますが、
多くのご依頼にお応えできるように、メンバー一同ますます頑張って参ります。
徳島の宝家千壽(たからやせんじゅ)です。2015年3月28日(土)、『笑常亭』で春の寄席がありました。
この『笑常亭』というのは、
徳島のお笑い福祉士の笑乃亭花火さんが、
徳島県阿南市に、私財で開設したもので、
自宅近くの空き家を購入し、改装し、
地域のみなさんが気軽に集まれる場所として、
提供されています。
その『笑常亭』に學光師匠に出演していただき、お笑い福祉士のメンバーの
喜楽亭たぬき、笑門亭田楽、まっくす50が花を添えました。
会場は、40人が定員ですが、50人を超える地域の方にお越しいただき、
入りきれない状態でした。これには「人数制限せなあかんなあ」とうれしい悲鳴の花火さん。
後半には、阿南市の市長さんまでいらっしゃって、驚きの寄席でありました。
はじめに、たぬきさんの『きみまろ漫談』
お客様からは、鋭いツッコミが。。。
笑いがいっぱいで、演りやすいようで実は演りにくい、そんなお客様ばかりでした。。。
學光師匠は、介護の話を枕に、落語『一文笛』
会場からは、大きな笑いと感嘆の声が。
つづいて登場した田楽さんは、講談『ロミオとジュリエット』
たぬきさん同様のツッコミを会場からたくさんいただき、
脱線しまくりのロミオでした。
最後は、元気さんと花火さんのまっくす50で漫才。
はちゃめちゃなながら、笑いでますます会場はヒートアップ。
お得意の都々逸で締めました。
終了後、お客様も大満足の様子で、「楽しかった、また来たい」と笑顔で帰られました。
私たち、お笑い福祉士も普段にはないツッコミに対応しつつも、勉強になった寄席でした。
今後、『笑常亭』では定期的に寄席を開く予定です。
地域に、お笑い福祉士が根付くといいなと思います。
2014年10月23日(木)、
徳島で、第2回徳島陽だまり寄席が開かれました。
今回は、大阪からもお笑い福祉士が参加しての開催でした。
では、宝家千壽さんのリポートです。
2014 年10月23日(木)。前日の大雨がうそのような秋晴れの下、
第2回徳島陽だまり寄席が開催されました。
当日は大阪から、お笑い福祉士のメンバーが9人来徳。
徳島のメンバーが12人(スタッフ+出演者)に、
高松からも4人のお笑い福祉士が駆けつけてくれました。
会場には、徳島のお笑い好きのお客様が40人お越しいただきました。
定刻の30分前、お客様はまだ1人・・・『大丈夫か?席は埋るのか?』
受付でヤキモキしていると、段々とお客様がご来場。
ちょうど始まる頃には、ほぼ満員状態に。
ひと安心したところで、おまけさんの司会で陽だまり寄席スタートです!
【笑遊亭おまけ】
【左から:笑っ亭笑昌、千里亭だし吉、紫陽花亭こぶし、笑門亭田楽】
【左から:紫陽花亭洋々、さつき亭めいこ】
大阪メンバーの落語・手品とも、流石の芸!
徳島も少人数ながら健闘。大いに刺激を受けました。
会場は、終始、笑い・笑いの渦に巻き込まれていました。
【左から:さつき亭めいこ、宝家千壽】
では、お客様の声をお届けします。
「大阪メンバーの落語最高でした」
「トークがすばらしいので、手品が引き立ちました」
「第3回はあるのですか?あるなら、ぜひまた観に来たいです」
「今度もまた新聞で告知して下さい」
「お笑い福祉士の活動が、少し分かりました」
「とても楽しい会だったので、もっと他の人も誘ったらよかった」等々
絶賛の声をいただきました。うれしい限りです。
【左から:楽笑亭おんち、なんたっ亭愛どる、白髪亭眠眠、安岡寺家康楽】
今回の陽だまり寄席開催に際し、
関わってくださった多くの皆様に感謝・感謝です。本当に心よりお礼申し上げます。
ありがとうございましたm(__)m
2013年11月23日におこなわれた、徳島で初めての『陽だまり寄席』
誰でもが気軽に集いあえる、そして助けあえる、
地域の心地よい場所、それが『ミックスカフェ』
徳島市住吉にある、民家を利用したその温かい場所を、
お笑い福祉士が笑いでお手伝いしたいと開催したのが、
『第1回 陽だまり寄席』
会場は、総勢30名くらいの人でもう満員。
15名ほどの皆様と、スタッフも15名くらいでいっぱいになりました。
午後2時から1時間半の寄席は、
まず、學光師匠の挨拶からはじまりました。
徳島のお笑い福祉士による演芸の数々。。。
皆様の大きな笑い声が響きわたり、
寄席は熱気と情熱でまるで夏のようでした。。。
皆様との交流ができた事に感謝、感激、雨あられ。。。
まさに、プロ顔負けの演芸ばかりでした。
本当に感激の、記念すべき『陽だまり寄席』でした。
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